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『梟の城』

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    司馬作品の忍者ものを読んでみた。

     

    book

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    司馬作品なので史実に沿ったストーリーだと思ってたらフィクションだった。。。

     

     

    話の展開はさすがに面白い。

     

     

    でもフィクションと分かった時点で少し興ざめした。

     

     

     

     

    唯一、心に残った言葉が言った言葉。

     

    「左様、風は見えぬ。在るのは、芭蕉葉が揺れているという色相だけじゃ。人のいのちも風のごとく虚仮ゆえ、目に見えはせぬ。ただそこに事実としてあるのは、人の生涯の行動のみじゃ。これはたしかに、どの者の目にも見ゆる。風に芭蕉が揺すれるがごとくにな」

     

    人の命を風に、生き方を風に揺れる木の葉に例える。

     

     

    主人公の忍者ではなく、後半に出てくる修行僧のような人物が発した言葉だ。

     

    とても分かり易かった。

     

    自分なりの生き方がなければその人はこの世に存在したと認められないのだと。

     

    長く生きるよりも何を為すかだ。

     

     

    身が引き締まりました。

     

     

     

     

     

     

    【Words】

    "人の生涯の生き方というのは、さまざまにあるということを申そうとしたまでじゃ。おのれの樹てた生き方が当人にとって美しければそれでよい。それぞれのいのちを、思うさまに生きていってよいことじゃ。それもこれも、やがては微塵と吹き散る。同じく微塵と吹き散るわしが、他人が美しいと思うておる生き方に、それは美しゅうないぞと苦情を申し入れにゆく滑稽さが相わかった"

     

     

     

    上の言葉のつづき。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    tomoki * Reading * 11:02 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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