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『覇王の家』

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    初めて徳川家康の本を読んだ。

     

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    家康の人生を全て記した本ではなく、主だった出来事だけを取り上げている。

     

    なので上下巻だけで終わったんだろう。。。

     

     

    とても勉強になったのは司馬遼太郎さんが解釈する、近代手前の200年を統治した家康=三河人が現代に与えた影響についてだ。

     

     

    日本人の典型的なイメージは「勤勉」「自己犠牲」「忠誠心>報酬」「合議制」「阿吽の呼吸」等が挙げられる。

     

    今は多少変わってきてる感はあるけど。。。

     

     

    司馬さんはそれらの要素が三河という超マイナーな地域の土着文化から起因していると言う。

     

    初期の徳川家の生き残り方から繁栄期を見るとぴったり当てはまる。

     

     

    家康の人質時代が長かった松平家は今川家や織田家から命令された戦で多くの命を落としてきた。

     

    しかも仕方なく戦うというのではなく、命知らずの戦い方だ。

     

    戦果を挙げても褒賞は与えられないのに、すべては主家である松平家存続のためだけに。

     

    大勢力になってからも、家中の重臣たちでさえ少しの家禄しかもらってなかったらしい。

     

     

    家康が一度も自分の考えを一方的に命令したことがないというのも驚いた。

     

    家臣に課題を与えて考えさせるんだけど、家臣たちは家康が望む結論が何かを考えてから進言していた。

     

     

     

    地味だけど組織の全員が努力して堅実な結果を出す。

     

    会社の規模と実績に対して経営陣の報酬が少ない。

     

    まさしくトヨタだ。

     

     

    現代日本のベースが三河徳川文化であり、日本を代表する企業であるトヨタも同じ。

     

     

    自己犠牲や忠誠心という点では先の大戦で悲劇を生むことに繋がったかもしれない。

     

     

    ただ、自分たちのルーツを知るということでとても勉強になった。

     

     

     

    満足です。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    tomoki * Reading * 10:40 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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