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『奔走老人』

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    おもしろかった!刺激をもらった!

     

    定年を迎えた商社マンがアジアの辺境の村に学校を建てていく話だ。

     

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    もちろん実話で継続して学校作りをされてます。

     

    この本を書かれた時点で200校以上の実績です。

     

     

    現地主義の行動派です。

     

    学校を建てて終わるだけじゃなくて、その後も大切に使ってもらうように考えられているのが素晴らしい。

     

    村人たちに学校建設への情熱と自己奉仕の姿勢が無いと支援しない。

     

    学校が完成してからも大切に使われているかをモニターする。

     

    単なる途上国支援という目的だけではなく日本の小学校と交流を持たせて相互に学ぶ機会を継続的に持たせる。

     

     

    もちろん簡単にはいきません。

     

    それを粘り強くかつ不動信念で壁を突破していくのがカッコいいです。

     

     

    支援によくある、単なる「扶助」の考え方ではなく「互助」もしくは「自助」の精神で活動していることに大いに共感しました。

     

    現在進行中のトレラン大会企画で行政とのやり取りに時間がかかっている時なだけに勇気をもらいました。

     

     

    作者のこうした活動の根底には教師だった父親と母親の影響と、子ども時代に経験した福井大地震の影響があったようです。

     

    高校時代に父親に「なんで教師になったの?」と聞くと、父は「教師という職業を選んだんじゃない。教師という人生を選んだんや。教師はね、誰とでも対等の目線で話ができるんや。お偉いさんに対しても、子どもに対しても。自分の意志を貫ける。そういう職業は他にないんだよ。給料が少ないから家族には苦労かけるけどなあ」と話してくれたそうです。

     

    母親は「善意や思いやりは香水みたいなもの。相手に振りかけた魔法の香水は自分にも振りかかるよ」といった意味のことを言ったそうです。

    そして大地震直後の食べ物が少ないときに見知らぬ飢えた人たちに家族の限られた食べ物を分け与えていたことを作者は記憶しています。

     

    やはり親の背中を言葉は大切なんだと改めて思いました。

     

    身が引き締まります。

     

     

    大地震で命拾いした筆者とお兄さんは子供心に「大人になったら世のため人のためになることをしよう」誓ったそうです。

     

    死生観を意識すると生き方や志について考えるというのは自分も経験しただけによく理解できた。

     

     

     

    永久保存本に決定です。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    tomoki * Reading * 10:47 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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